関節痛の症状・施術のご案内
関節痛膝や股関節などの痛みの原因
関節痛と呼ばれる症状の原因は様々あります。股関節炎・ランナー膝など関節部分の炎症が原因で痛みを引き起こす場合、症状が軽いときは違和感程度から始まり、階段の上り下りやスポーツ時などに強く痛む、重度になると痛みで歩けなくなるなど、生活に大きく影響するものです。
関節痛を引き起こす要因は、一人ひとり違ってきますが実は痛む箇所以外が要因になっていることが多いです。、例えば膝や股関節が痛む原因は、骨盤のゆがみや、股関節まわりの筋肉の柔軟性が低下していることで、バランスが悪くなり膝や股関節に余分な負担がかかり炎症を起こしている場合があります。
他の箇所が原因の場合、人それぞれの筋力や柔軟性の違いで発症する場所や重症度が変わってきます。そのため当院では、痛みがある患部だけの施術ではなく、炎症を起こす原因を突き止め、根本から改善させます。一時的な痛みからの解放より「痛くならない身体」を一緒に目指しましょう!
変形性膝関節症変形性膝関節症とは?
代表的な膝の疾患として変形性膝関節症というものがあります。年を取るにつれ、関節にある軟骨がすり減り、関節同士の隙間が減り変形している症状です。年齢とともになってしまうものですので、誰でもなりえます。50歳以上だと1000万人が変形性膝関節症を発症していると言われています。
上記のイラストや変形性膝関節症という名前から、関節が変形したことで骨と骨がぶつかり痛みがでるのかと連想してしまうかもしれません。骨がぶつかる状態は、かなり重症になっているケースで手術が必要になりますが、一般的な自覚症状は、膝の曲げ伸ばし時や初動作時に痛みがあるとされています。つまり変形性膝関節症の痛みの原因は、関節が変形したことで、まっすぐ力を受け止めれなくなりバランスが悪くなっているためです。それをまわりの筋肉が支える訳ですが、過剰な負荷により筋肉が痛くなり、更に加齢により筋力が落ちていたり柔軟性が落ちていると支えきれずにより強い痛みが出ているのです。
当院では触診やエコーで痛みが出ている原因をしっかり突き止め、施術にうつります。手技療法・電気療法その他物理療法により膝関節のまわりの筋肉や、膝のおさら周囲の組織の固さをとったり、矯正によりバランスを整えたり、患者さん一人ひとりに最適な施術を行います。
関節痛 症例のご紹介
左膝の痛み左膝の痛みが強く、水がたまり歩くのが痛い
母親が膝の痛みが治らない、水が溜まって膝が曲がらない、整形外科に行って手術をしないといけないと言われて、どうしようか困っていると、相談があり来院されました。引っ越しの手伝いをした時に、階段の上り下り、よくしゃがんだので痛みが出たとのことです。
エコーで診てみると、確かに変形は少し出ていましたが、本当の原因は内側の靭帯の腫れからでした。膝の水の吸収を早くする鍼治療と、腫れている靭帯に腫れを取る超音波を当てて、包帯にて固定を行いました。現在は腫れも、水も引いて歩くのがだいぶ楽になったとのことです。継続的に治療を行っていますが、それからは腫れが強くなることはなくなったと喜んでみえました。
左膝の痛み左膝の痛み、72歳 女性
1ヶ月前から、草引きしていて痛みと腫れが出てきて、しゃがみづらく、歩くのに痛みが出て歩きにくくなってきた為、整形外科受診。年齢によるものだからと、ヒアルロン酸注射してもらい湿布をもらうも痛み変わらず。どんどん腫れてきたので、友人の勧めで、整骨院受診。
診させてもらうと、骨盤が大きく右に歪み、仙骨が左に縮み前に曲がっていたそうです。これで左足に力が入らなくなり、膝の関節を支えることができない為関節に負担がかかり腫れていたようです。
骨盤矯正を続けて5回してもらうと、痛みが嘘のようになくなりしゃがむこともできるようになりました。 膝が痛いのに、腰の治療をしてもらっていたので、本当に良くなるのかな?と思ってましたが、信じて続けて治療してもらっって良かったです。
膝の痛み左膝の痛み、46歳 女性
マラソンの練習をしていて、5キロ走った後に痛みが出た。腿裏がつっぱり膝が伸びない状態で、体重を左足にかけると痛みが出るので、来院されました。
診させてもらうと、左の股関節が緩んでおり、その原因が腰椎4番のズレで、左の腰とお尻に筋緊張がみられました。腰椎の矯正治療を行ってもらい、超音波で膝周りの筋肉の緊張、腫れを取ってもらい、帰りには膝がしっかり伸びるようになり、体重をかけても痛みなりました。これで明日からも練習できると喜んで帰られました。後日、見事完走できたとご報告いただきました。
関節痛70代の男性 左肩関節の痛み
肩の痛みがあり腕が上がらないということで70代の男性が来院されました。その方は、まずは、整形にてレントゲンを撮ってもらい、骨には異常なし、筋肉痛でしょうということで内服薬をもらい、1週間経過したが、痛みが変わらず、夜も寝むれない、手が痺れてきたので来られました。
その方は、腕の付け根に痛みが強く、前には腕は上がるが、後ろに上げられないとのことでした。エコーで筋肉の付け根を診てみると強い炎症が見つかりました。その腫れている箇所に、鍼治療を行い、腕の動きをサポートするのにテーピングを貼りその日は治療を終わりました。2回目の来院時には、夜もよく寝むれたし、腕の痛みもほぼなくなり、腕も上げやすくなったと喜んでみえました。
膝の痛み新体操している小学6年生 左膝の外側の痛み
新体操している小学6年生の女の子が左膝の痛みで来院されました。ジャンプして着地の時に痛みが強く、特に練習終わりに痛みが出るので、整形受診にて、タナ障害と言われ、ストレッチしてくださいとの指導だったので、ストレッチをしていたが良くならず、スポーツトレーナーの方にMRI撮ってもらってくださいとのことで、信頼できる紹介してくださいとのことで、来院されました。
早速、紹介状を書き、MRIを撮ってもらった結果、タナ障害も診れますが特に問題はないとのことでした。そのあと、一度診てくださいとのことでしたので、体のバランスを診てみると、左のお尻の筋肉がうまく使えていませんでした。それによって、膝が不安定になり、痛みが出ている症状でした。膝の関節を締めるポールストレッチ体操を指導し、現在は少し痛みは出ることもあるが、休むことなく体操ができているとのことで、週1回通院していただいています。