脱臼の応急処置・施術・リハビリのご案内
脱臼(だっきゅう)は、骨同士の関節面がズレて正しい位置関係ではなくなっている状態です。
肩・肘・指・顎などに起こりやすいのですが、関節であればどこにでも起こりうる症状です。
無理な方向に力が加わったり、強くぶつかった時などに起こりえます。特にスポーツでの接触や肉体労働時に発生しやすい症状です。
脱臼すると周りの靭帯を損傷する場合もあり激しい痛みを伴うことがあります。脱臼癖がついてしまうこともありますので、早急に適切な処置が必要です。
脱臼脱臼の施術・リハビリ
まつさか整骨院では、柔道整復師の資格を持ったスタッフが施術にあたらせていただきます。整形外科さんの同意の後に、後療法という形での施術となります。症状がある痛む箇所を診せていただき、骨折または脱臼している可能性があると判断した場合、「整復」「固定」の施術をいたします。「整復」とは、脱臼した状態をもとの位置に戻すことを言います。整復の後、ギブスなどにより動かないように「固定」します。
安定したらリハビリを行います。できるだけ早く痛みを取り、日常生活や仕事・スポ―ツが出来るように処置を行います。機器を使うことで、治癒を通常より早く回復させ、固定している間に減った筋肉を戻し、靭帯が傷ついている場合も快復までの時間をなるべく早くいたします。
脱臼症例のご紹介
脱臼症例大会間近の野球部院 肩関節脱臼
先日、高校野球している3年生の男の子が来院されました。体育の授業で友達にぶつかり肩が上がらなくなった、今週末に試合があるので出たいということでした。
触診すると、肩の一番端(肩峰)に激痛がありました。エコーで診てみると、少し脱臼していました。通常は2週間三角巾にて固定が必要なけがであること、そうしないと脱臼癖がつくなど後遺症が出る可能性があるということを説明しました。
しかし、本人の希望で最後の大会なのでどうしてもということで、超音波にて関節に腫れを取り、肩峰についている靭帯に鍼治療を行い、なんとか試合に出ることができましたと来院時に話してくれました。その後も後遺症が出ないように継続治療を行っています。
まつさか整骨院の施術案内

急性な痛みの施術

慢性な痛みの施術
